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6月25日、遼寧省の葫蘆島市で在留日本人送還60周年記念イベントが盛大裏に行われた。イベントの內(nèi)容には、「葫蘆島在留日本人100萬(wàn)人送還60周年回顧?中日関係展望フォーラム」、平和公園でのテープカットと定礎(chǔ)式、記者會(huì)見などが含まれ、日本側(cè)からは村山富市元首相をはじめ、村岡久平日中友好協(xié)會(huì)理事長(zhǎng)、津村重光宮崎市市長(zhǎng)、60年前にこの地から乗船して日本に帰國(guó)した一部代表たちおよび日中友好事業(yè)に攜わっている人たち約180人がこのイベントに參加した。
中國(guó)人民対外友好協(xié)會(huì)の陳昊蘇會(huì)長(zhǎng)がフォーラムの開幕式を主宰し、遼寧省の張文岳省長(zhǎng)と共産黨葫蘆島市委員會(huì)の陳暁コン書記が歓迎の挨拶を述べ、唐家セン國(guó)務(wù)委員、村山富市元首相がそれぞれスピーチした。
中國(guó)人民対外友好協(xié)會(huì)の陳昊蘇會(huì)長(zhǎng)、葫蘆島市の孫兆林市長(zhǎng)、村岡久平日中友好協(xié)會(huì)理事長(zhǎng)、津村重光宮崎市市長(zhǎng)ら9人がフォーラムでスピーチした。村岡久平理事長(zhǎng)はフォーラムの中で、「葫蘆島でこのような記念行事を行い、過(guò)去を直視し、歴史を正しく學(xué)び、認(rèn)識(shí)する機(jī)會(huì)を持ちましたことは大変意義深く貴重なものであると考えます。葫蘆島での今回の催しの意義を、私たちは大切にしていきたいと思います。
戦後の困難な時(shí)期に果敢として國(guó)際主義の崇高な精神のもと、実に多くのさまよえる日本の同胞を故國(guó)に送りとどける事業(yè)を推進(jìn)された葫蘆島大送還を、私たちは日本の多くの人たちに、特に若い世代の青少年に知らせ、聞かせ、正しい歴史認(rèn)識(shí)の具體的な教材として役立たせるようにしていきたいと考えています」と述べた。
「葫蘆島記念の會(huì)」を設(shè)立し、記録映畫《葫蘆島大遣返》を作成した故人である劇作家國(guó)弘威雄氏のご夫人の佑子女史は次のように語(yǔ)った。久しぶりに私たちは再生の地――葫蘆島に參りました。60年前に私と亡き夫の威雄と同じ運(yùn)命の105萬(wàn)の日本人が、ここからあの忘れがたい帰國(guó)の道に向かったのです。歴史がわれわれに教えてくれたのは戦爭(zhēng)を離れてこそ、幸せな生活があり、理解と寛容こそ、真の平和を?qū)g現(xiàn)し、歴史を正視して未來(lái)を迎えることです。
信州葫蘆島友好會(huì)の穂刈甲子男會(huì)長(zhǎng)は、私は82歳になりました。私は戦爭(zhēng)の體験者であり、被害者であり、中國(guó)人は私を助けてくれました。戦爭(zhēng)が人々にもたらした苦難を痛感し、友好平和が人類に幸福をもたらす最短な道であると、當(dāng)時(shí)の葫蘆島から返還した日本人を代表して葫蘆島市民に心からの感謝と敬意をあらわすものであります、と語(yǔ)った。
この記念イベントに參加するため、はるばる日本から來(lái)られた代表の中には、94歳の年長(zhǎng)者もいるし、かつて人民解放軍に參加し、中國(guó)人民の解放戦爭(zhēng)に參加し、7年間のなかで解放軍の幹部に昇進(jìn)し、軍功章を胸につけた82歳のお年寄りもいた。
葫蘆島百萬(wàn)日本人居留民大送還60周年中日関係展望フォーラムは、中國(guó)人民対外友好協(xié)會(huì)、遼寧省人民政府によって主催され、中日友好協(xié)會(huì)、中國(guó)人権発展基金會(huì)、宮崎市日中友好協(xié)會(huì)、松本市日中友好協(xié)會(huì)、日本信州葫蘆島友會(huì)が後援し、中國(guó)共産黨葫蘆島市委員會(huì)、葫蘆島市人民政府、遼寧省政府外事僑務(wù)弁公室、遼寧省政府新聞弁公室によって実施されたものである。
関連資料：
葫蘆島――105萬(wàn)人日本居留民の再生の地
葫蘆島は遼寧省の港灣都市のひとつであり、渤海灣に臨み、面積は1萬(wàn)415平方メートル、人口は273萬(wàn)。気候が溫暖で、資源も豊富であり、交通が便利で、住み心地のよいところである。
60年前に、中國(guó)人民は日本の侵略に蹂躙された苦境の中で、多くの人員、資金と物質(zhì)を投入して日本降伏後においても中國(guó)の東北に在留していた145萬(wàn)の居留民と捕虜であった人たちを日本に送還した。
そのうち、105萬(wàn)1047人がこの地で乗船して日本に帰り、葫蘆島はこれら日本居留民にとって再生の地と言えるものであった。
「チャイナネット」 2006年6月26日
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