６年前にかつて新農(nóng)村の建設(shè)を提案した林毅夫委員は今回の會(huì)議において再び社會(huì)主義の新農(nóng)村についての提案をおこなった。現(xiàn)在、共産黨中央も関心を寄せている「三農(nóng)（農(nóng)業(yè)、農(nóng)村、農(nóng)民）」問題を最も重要視するようになっており、新農(nóng)村の建設(shè)を國(guó)策に組み入れたことを非常にうれしく思っていると記者に語った。
2004年の共産黨中央第１號(hào)文書は農(nóng)民の増収を打ち出し、2005年の中央第１號(hào)文書は農(nóng)業(yè)総合生産力の向上を呼びかけ、今年は社會(huì)主義の新農(nóng)村の建設(shè)を推進(jìn)することを打ち出している。これらは同じ主旨を受け継ぐ指導(dǎo)思想下のもので、目標(biāo)と手段を統(tǒng)一させた文書である。これまでの「三農(nóng)」政策を受け継いだ部分もあるし、発揚(yáng)する內(nèi)容もある。気風(fēng)の文明の提唱、村の姿の整備、村の仕事の民主的管理などはいずれも科學(xué)的発展観の農(nóng)村における実踐である。
最も重要な農(nóng)業(yè)発展資金の問題に觸れて、林委員は次のように発言した。農(nóng)村金融はカギとなるものである。現(xiàn)在、農(nóng)村金融に対するサポートは確かに欠如しており、ルートも少なく、農(nóng)村信用協(xié)同組合一社しかなく、農(nóng)業(yè)銀行でも貸付より預(yù)金の方が多額となっている。そのため、金融制度の革新が最重要なこととなり、制度の刷新によって困難を克服することが可能となろう。例えば農(nóng)村において小さな額の貸付機(jī)構(gòu)を設(shè)置することがそれで、もちろん政府もこの面での助成に努めており、山西省で２社の小さな額の信用貸付機(jī)構(gòu)を認(rèn)可したのもこの面での実踐であると思う。
林委員は昨年の提案の中で、企業(yè)、生産基地、擔(dān)保會(huì)社、農(nóng)家が連係することを提案している。即ち、リード役の企業(yè)によって擔(dān)保會(huì)社を設(shè)立し、農(nóng)家のために銀行から資金を借り受けるのである。そうすれば、擔(dān)保されている農(nóng)家は収入を手にすることが出來、銀行にとっては擔(dān)保會(huì)社が選んだ農(nóng)家であるため、なにも懸念することなく貸付ることができ、農(nóng)家の返済リスクを避けることもできる。企業(yè)にとっては、生産基地をさらに強(qiáng)化することができ、各方面が利益を手にすることができる。國(guó)家発展改革委員會(huì)はこの提案を非常に重視し、農(nóng)業(yè)銀行も興味を示し、テストをおこなうならば、資金面のサポートを提供してもよいということになり、このような制度面の刷新があれば、農(nóng)村の金融問題はたやすく解決することが出來ることを示している。社會(huì)主義の新農(nóng)村の建設(shè)の期限について、これは不斷に追及する目標(biāo)であり、インフラへの投入を內(nèi)容とすれば、小康（ややゆとりのある）社會(huì)の全面的な実現(xiàn)は2020年には可能であろう。インフラへの投入も同時(shí)に実施されるので、後15年ということになろう、と語った。
「チャイナネット」2006/03/06
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