10月6日、青海チベット鉄道の建設(shè)者たちは枕木とレールの敷設(shè)に取り組んでいた。世界で海抜が最も高く、総延長(zhǎng)が最も長(zhǎng)い高原鉄道――青海チベット鉄道のレール敷設(shè)は終著點(diǎn)の拉薩(ラサ)駅までいよいよ最後の1キロメートルとなり、青海チベット鉄道は近く全線貫通することになる。2006年7月に、青海チベット鉄道が全線で試運(yùn)転の段階に入ると見られている。
青海チベット鉄道格爾木(ゴルムド)――拉薩區(qū)間全長(zhǎng)1142キロメートルのうち、960キロが海抜4千メートル以上の高地を経由するものである。平均海抜は4500メートルで、最高地點(diǎn)の唐古拉(タングラ)山峠の海抜は5072メートル。途中、約550キロメートルの永久凍土地帯を通過(guò)する。青海チベット鉄道は高海抜地域での鉄道敷設(shè)距離、永久凍土地帯における敷設(shè)距離などでも、世界記録を塗り替えている。青海チベット鉄道の開通後、チベットにおける鉄道がなかった歴史に終止符が打たれることになる。
「チャイナネット」2005年10月9日