現(xiàn)地時(shí)間の5月10日午後２時(shí)、ドイツの首都ベルリンで「ヨーロッパユダヤ人大虐殺記念館」の落成?オープニング式典が行われ、ドイツのシュレーダー首相ら政府要人がこれに出席した。
「ヨーロッパユダヤ人大虐殺記念館」はベルリン市の中心部に位置し、周辺には連邦議會(huì)、諸外國(guó)の大使館、商業(yè)施設(shè)が立ち並んでいる。このような市の中心部にドイツの歴史の負(fù)の面を取り上げた記念館を設(shè)立したことは、ドイツの尋常ならぬ勇気と誠(chéng)意を表すものであると見(jiàn)なされている。
同記念館は、地上、地下の二つの部分からなっており、地上部分は敷地面積が19073平方メートルにも達(dá)し、2700本のコンクリートの柱が立ち並び、地下の部分はナチスによるユダヤ人虐殺の歴史資料を収蔵した資料館である。
同記念館のスタッフは、この記念館を設(shè)立する目的は、ナチスに虐殺された600萬(wàn)のユダヤ人の霊を慰めるためだけでなく、この典型的な罪悪を暴くことによって、往時(shí)の罪悪の歴史を人々に銘記させ、ナチスの亡霊に永遠(yuǎn)に警戒心を保たせることにあると語(yǔ)っている。
「チャイナネット」2005年5月11日
