國(guó)家外匯管理局の魏本華副局長(zhǎng)は24日、海南省博鰲（ボアオ）で開催されている博鰲アジアフォーラムの「アジアの一體化と経済成長(zhǎng)」部會(huì)で、「中國(guó)は早ければ今年下半期、遅くとも來年初めに為替レート制度を改革する」との見方を否定するとともに、中國(guó)政府にはレート改革についてのタイムテーブルがないと述べた。魏副局長(zhǎng)の発言の主な內(nèi)容は次の通り。
中國(guó)政府と経済部門は外國(guó)為替制度の改革を十分に重視するが、為替レート制度はマクロ政策の一部分であり、各部門や各プロセスに関連するものであって、決してたやすく成功するものではない。少なくとも條件が基本的に整わなければ判斷を下せない。
人民元レートの変動(dòng)はさまざまな要因によって決まる。中國(guó)は世界貿(mào)易機(jī)関（WTO）のメンバーとして、外資系銀行に広大な市場(chǎng)を開放し、人民元業(yè)務(wù)の取り扱いを認(rèn)めてきた。中國(guó)資本銀行にも外資系銀行との競(jìng)爭(zhēng)が求められている。中國(guó)資本銀行の効率とコーポレート?ガバナンス（企業(yè)統(tǒng)治）をどのように向上させるかが、緊急の課題だ。
中國(guó)資本銀行と外資系企業(yè)は、固定相場(chǎng)の為替レートの下で何年も営業(yè)活動(dòng)を続けており、変動(dòng)相場(chǎng)に移行すれば、數(shù)多くの問題に直面しなくてはならない。リスクを回避するには、金融?法律分野の人材が必要だが、中國(guó)はこうした分野がまだ弱いため、財(cái)務(wù)関係の法律?法規(guī)制度の構(gòu)築を進(jìn)めることが必要だ。
このほか、開放された為替レート制度の下には、成熟した外國(guó)為替市場(chǎng)が必要になる。中國(guó)では金融派生商品や外貨商品がまだ少なく、成熟発展するにはなお時(shí)間を要する。
「人民網(wǎng)日本語版」2005年4月25日
