2000年以降、中國の小學(xué)校の在校生數(shù)は減少の一途を辿っている。2003年度の全國普通小學(xué)校は42.58萬カ所で、2002年比3.11萬カ所減少した。2004年度の小學(xué)校數(shù)はこれよりもさらに3.17萬カ所減少し、逆に普通高校と大學(xué)の在學(xué)生は継続して増加している。
教育部発表の『2004年度中國教育の発展?fàn)顩r報告』は、2004年度の小學(xué)校、中學(xué)校、高校、大學(xué)の各段階における在校生數(shù)、學(xué)校數(shù)に対する詳細な統(tǒng)計を報告している。各種形式の高等教育機関の在校生総數(shù)は、前年比300萬人増の1900萬人に達している。
このほど、教育部発展計畫司の韓進司長は、「學(xué)校の分布構(gòu)造はさらに最適化調(diào)整され、小中學(xué)校の學(xué)校數(shù)と學(xué)生數(shù)の減少は、國家の人口変動に連動しており、極めて客観的な趨勢である。これらの減少した學(xué)校の教師は、基本的にその他の同種學(xué)校に異動している」と語った。
湖北省教育科學(xué)研究所の葉平研究員は、「我が國の學(xué)齢人口は年を追って逓減しているわけではなく、異なる段階で山と谷が交互に入れ替わる変動狀態(tài)を呈している。2010年前における我が國の中學(xué)校、高校段階の學(xué)齢期人口の山は1999年～2003年、2002年～2006年の期間に現(xiàn)れ、最高の山は2001年と2004年に出現(xiàn)する。高校在校生數(shù)の増加は、教師の手配を非常に困難にするだろう」との見解を示している。
2004年度における中國義務(wù)教育就學(xué)率は、前年比1.8ポイント増の93.6％に達した。教育部発展計畫司統(tǒng)計情報処の林志華処長は、「これは、疑いもなく教育の公平の道を邁進する喜ばしい一歩である」と表現(xiàn)している。
高校段階の學(xué)齢期人口膨張に直面して、韓進司長は、「我々が提出している目標(biāo)は、2020年までに高校段階の教育を普及させることである。しかし、現(xiàn)在の教育経費投資のGDPに占める比率は3.28％でしかなく、たとえ前年比増加しているにしても、1993年に発表された『中國の教育改革と発展綱要』で提出しているGDPに占める比率4％の國家財政教育経費支出要求とはまだ格差がある」ことを明らかにした。
「チャイナネット」2005/03/17
