中國人が1年で最も重視する祝日、春節(jié)(舊正月)が間もなく到來する。中國社會調(diào)査所はこのほど、一般市民の今年の「春節(jié)計(jì)畫」を知るために、北京、上海、広州、深セン、重慶、鄭州、南京、武漢、長沙、瀋陽、哈爾濱(ハルビン)、石家莊などの都市の2千人を?qū)澫螭苏{(diào)査を?qū)g施した。調(diào)査では多くの人が「春節(jié)が一番待ち遠(yuǎn)しい」と答えている。
調(diào)査によると、人々の「年末年始のあいさつ」には、1990年代ごろから大きな変化が起こっている。まず初めに登場したのは壁掛けカレンダー。90年代中後期にはさまざまなグリーティングカードが登場。今では電話や攜帯電話のショートメッセージによる新年のあいさつが流行している。ブロードバンドがある程度普及した現(xiàn)在では、遠(yuǎn)く離れた家族や知り合いにライブカメラで春節(jié)の祝福を送ることも可能。中國に「デジタル春節(jié)」の時(shí)代が近づいている。
また、春節(jié)のあいさつについて、「電話を使う」と答えた人は全體の79%だった?!笖y帯電話のショートメッセージ」は61%、「電子メールやその他の電子通信」は22%。電話やショートメッセージが、春節(jié)のあいさつの定番になりつつある。
では、市民は今年の春節(jié)をどのように過ごす計(jì)畫なのだろうか。「自宅で過ごす」と答えた人は全體の53%、「旅行に行く」は16%、「親戚や友人の家で過ごす」は27%だった?!该銖?qiáng)」や「フィットネス」という答えも4%程度あった。
旅行スタイルでは、「ツアー旅行」が57%、「個人旅行」が43%だった。旅行先は、中國南部または北部の代表的な観光地を選ぶ傾向が強(qiáng)いようだ。中國大陸部以外の一番人気は香港。一方、スマトラ地震による津波の影響で、タイなど周辺諸國を選ぶ人は例年より少ないが、観光への情熱に津波の影響はないようだ。
「人民網(wǎng)日本語版」2005年1月27日