中國國家天文臺(tái)の艾國祥臺(tái)長（中國科學(xué)院院士〔アカデミー會(huì)員〕）はこのほど西蔵（チベット）自治區(qū)拉薩で、同自治區(qū)阿里（アリ）地區(qū)獅泉河鎮(zhèn)と新疆ウイグル自治區(qū)の塔什庫爾干（タシュクルガン）地區(qū)が國家天文臺(tái)の戦略的候補(bǔ)地に確定したことを明らかにした。
艾臺(tái)長は、「天文臺(tái)建設(shè)地としての優(yōu)れた環(huán)境が今後の観測(cè)結(jié)果で実証されれば、中國に世界最高レベルの天文臺(tái)が建設(shè)される可能性がある」と述べた。建設(shè)地の確定後は、東南アジア諸國に參加を呼びかけて直徑10メートルの光學(xué)?赤外線望遠(yuǎn)鏡を製造する計(jì)畫だ。艾臺(tái)長はまた、「可能ならば國際協(xié)力を通じて世界最大の直徑30～100メートルの次世代型光學(xué)?赤外線望遠(yuǎn)鏡の製造に參加し、また中國への誘致を目指したい」と述べた。
中國科學(xué)院基礎(chǔ)科學(xué)局?jǐn)?shù)學(xué)力學(xué)天文処のカク晉新処長によると、建設(shè)地が最も優(yōu)秀な最大規(guī)模の天文臺(tái)は現(xiàn)在世界に3カ所あり、最大の天體望遠(yuǎn)鏡の直徑は10メートルだという。これより大きな望遠(yuǎn)鏡を作ることができれば、人類は宇宙をさらに遠(yuǎn)くまで観察することができ、天體や宇宙の起源を探る上で大きな役割を果たすことが期待できる。
カクは「赤」におおざと
「人民網(wǎng)日本語版」2005年1月11日
