北京市宣武區(qū)南線閣街には、このたびのスマトラ島沖地震の被災(zāi)者への支援金を募るコミュニティー募金ステーションが設(shè)置されている。
3日に同ステーションで2度目のカンパをした公務(wù)員の呉青生さん（50）は「ここ十?dāng)?shù)年間で、他國の災(zāi)難のために中國の一般人がこれほど大規(guī)模な募金活動をするのは初めてだ。こうした良い行いが今後、伝統(tǒng)として受け継がれてほしい。支援が必要な地域には、中國政府だけでなく、中國の民衆(zhòng)が積極的に參加する姿があるべき。それでこそ大國としてのイメージに合致する。大國の國民には確かに國際的な責(zé)任感と役割分擔(dān)が必要」と語る。
北京市西単の商業(yè)施設(shè)「中友商場」では、赤十字が設(shè)置した募金箱が商品に劣らぬ注目を集めている。通りすがりの買い物客が記名もせずに寄付金を投じ、足早に去っていく。
同商場でカンパをした李さんは「今、私たちにも他人を助けられるようになったのだから、このような行動は當(dāng)然。かつての新型肺炎SARS（重癥急性呼吸器癥候群）流行では、連日外出もままならず家で見ていたテレビや新聞の報(bào)道で、歐州連合（EU）諸國や米國、隣國から多數(shù)の支援が寄せられたことを知り、感動した。私たちが今していることは、かつて他人にしてもらったことと同じ」と話す。
2004年12月29日に北京青春オリンピック?ボランティア?サービス団が市內(nèi)全域にカンパを呼びかけてから、今月3日までに各方面からの寄付金は計(jì)60萬元に達(dá)した。募金活動は今月10日までの予定。
「人民網(wǎng)日本語版」2005年1月4日
