西北部の16都市は先ごろ上海で開かれた「中國國際観光交易會」で、共同開発した130カ所の景勝地を巡る各地の資源を生かした様々な観光コースを打ち出した。西北部はこれを機(jī)に海外市場の開拓に乗り出す。
寧夏回族自治區(qū)の銀川市、內(nèi)蒙古自治區(qū)のアラシャン盟、陝西省の延安市、甘粛省の敦煌市など西北部の16都市は７月、銀川市で観光事業(yè)連合會を立ち上げた。各地の特色を鮮明にした観光経済圏を確立するとともに、圏內(nèi)の観光イメージと市場競爭力の向上をめざす。
同連合會が打ち出した観光コースは、西北部の自然風(fēng)景と民族情調(diào)をメインテーマに、敦煌莫高窟やジンギスカン陵、壷口瀑布のほか、砂漠や草原、革命の聖地、シルクロードなどを含めた約130の景勝地を巡るというもの。
同連合會では「以前は各地がそれぞれ観光企畫を立て、獨(dú)自に観光産業(yè)を発展させてきたが、民族や文化など內(nèi)容面で重複したコースが多く、競爭力ある観光ブランドを形成することができなかった。今回は域內(nèi)の観光資源を集約して、西北部の特色と強(qiáng)みを前面に押し出した。各地が補(bǔ)完し合い、観光客を相互に送ることで、域內(nèi)全體の協(xié)調(diào)のとれた発展を促すことができる。観光コースはかなり好評で、観光交易會で西北部は一大旋風(fēng)を巻き起こした」と話している。
「チャイナネット」2004年11月30日
